No.02「食事中むせたり、食べにくいことはありませんか?」
食事中むせたり、食べにくい…その症状オーラルフレイルかもしれません!
英語でオーラルが口腔、フレイルが虚弱という意味で、具体的には日常生活における「口のささいなトラブル」から食べにくくなったり、飲み込みにくくなる状態を指します。年齢のせいだと思い放置していると、オーラルフレイルが進行し「口腔機能低下症」という疾患になります。やがて、筋肉や体力が低下し寝たきりや要介護状態になるリスクが高くなってしまいます。
①むせる・食べこぼす②食欲がない、少ししか食べられない③柔らかいものばかり食べる④滑舌が悪い、舌が回らない⑤お口が乾く、ニオイが気になる⑥自分の歯が少ない、あごの力が弱い
以上6項目のうち3つ以上当てはまった人はオーラルフレイルの疑いがあります。
口腔機能低下症の診断の1つとして咀嚼機能低下という検査があります。先日、当院のスタッフで咀嚼能力検査をやってみました!
グルコース含有のグミゼリーを20秒間噛んで10mlの水と一緒に吐き出します。測定機器で溶出グルコース濃度を測定し100mg/dl未満だと口腔機能低下と診断されます。結果は…スタッフ全員正常値でした😊
まずは自分のお口や全身の健康状態を知ることが、健康維持の第一歩に繋がります!今、改善できることがあれば、治療や口腔機能訓練を行い、これ以上悪くなることを防いでQOL(生活の質)を高めることができます。当院では、口腔機能低下症の検査を行うことができます!ご興味がございましたら是非お問い合わせください🌟
バックナンバー
No.3「感染対策!滅菌ってなぁに?」
年 月号No.02「食事中むせたり、食べにくいことはありませんか?」
年 月号No.01「歯の着色やヤニ気になりませんか?」
2024年 12 月号No.170「もっと知りたい!審美治療」
2024年 11 月号No.169「正しい噛み合わせを知っていますか?」
2024年 10 月号No.168「0歳からはじめる予防歯科」
2024年 9 月号No.167「お口のトレーニング・パタカラ体操」
2027年 8 月号No.166「歯周病の進行」
2024年 7 月号No.165「気軽にTRY!ホワイトニング」
2024年 6 月号No.164「歯ブラシの選び方」
2024年 5 月号No.163「上手な間食の方法は」